しなやかさ　と　強さ　と　柔軟さ

きのうの天気とは　うってかわって　きょうは　いい天気ですね～。
　この時期は　春の嵐　や　春雨　など　雨に関する言葉がおおいことからわかるように　冬から春にかけて　植物が　その雨やうららかな日差しを受けて　すくすく伸びる時期ですね～。　

　伸びるといえば　最近やたらと　ストレッチ　の　本　や　話題　が　多いですが　健康になるために　柔軟性　を　身に着ける　ということが　流行りのようです。すごくいいことだとはおもいますが　「なんのために？」とちょっと　いじわるく　おもうこともあります。　

　アメリカンフットボール　を　やるのに　中国雑技団のような柔軟さは　かえって　強靭な筋肉を　つくるのに　ジャマになることもあります。バレーのように　柔軟性重視　な競技もありますが　ただ、単に柔軟性があれば　うまく　踊れるか？　といえば　また　それは　むりな　話で　バレーには　絶妙な　バランス感覚　と　瞬発力　を兼ねそろえた　いわゆる　「しなやかさ」　が　必要になってきます。

　「柔軟性」　との　違いは　ただ　関節がやわらかいだけではなく　柔軟性　瞬発力　バランス　支持性　などが　動きの中で　適切に　つかわれる状態　の　ことを　いいます。
　たとえば　ボルダリング　を　例に　出すと　スタティックムーブでは　柔軟性　支持性　バランス感覚が　課題　課題に　適した　配分で　使われることに　より　奇跡的な　ムーブ　を　完成させます。
　また、ダイナミックムーブ　では　離れた　ホールドに　飛びつく　ダブルダイノ　や　ランジ　デッドポイント　などは　一瞬のタイミングで　筋力　瞬発力　バランス力　支持力　などを　調節しないと　落下　したり　無理な体制で　耐える　ことに　なります　。
　ボルダリングを始めたばかりの時は　指の力が　足りない、腕の力が足りない　と　ついつい　パワー志向に行きがちですが　実際に　筋力を付けすぎると　体がおもくなり　自分で重りを　つけて　クライミングしているようになってしまいます。クライミングの面白いところは　筋肉ムキムキの人が　汗だらだらで　のぼっている横を　涼しい顔　をして　細身の　女性が　「しなやか」にゴールホールドをつかんでいるようなところですね（笑）。
　　これから　ゴールデンウィークにはいりますが　お近くの　クライミングジムで　「しなやかさ」　の　実践　してみてはいかがですか～。
　あらた接骨院は皆様の笑顔と健康を応援いたします！