ぎっくりしたとき　足そろえていませんか～。

梅雨らしい　天気になってきましたね～。　こんな季節は　朝起きた時、長時間同じ姿勢でいて急にたちあがったりした時、はたまた　自販機で飲み物を買って　品物を取ろうとしたとき、　つま先　そろっていませんでしたが？

人の動きは　しなやかに　動くことが　大事ですが　つま先が　そろってしまうと　動きが　直線的になります。　椅子から立ち上がる時　つま先が　そろっていると　仙骨あたりに支点が　作られ　力が収束します。

その結果　その周辺の　筋肉　や　靭帯　に　負担が　かかります。　しゃがむ　ときも　同様で　ほかにも　物を　拾う時も　おなじ　負担がかかります。

くりかえし　おなじ部位に負担がかかれば　疲労がたまり　いつかは　破たん　をむかえます。　そうならないためには　メンテナンス　を　することと　そうならないような　動き　を　身につける　必要があります。

まずメンテナンスは　仙骨周辺の　筋肉に対する　スタティックストレッチ　と　有酸素運動　です。　スタティックストレッチは　特に　股関節まわりを重点的に　おこないます。　股関節の　屈曲　伸展　外転　内転　外旋　内旋　の六つ　の　動きを　つくりだします。

有酸素運動は　周辺の筋肉の血流を上げるのと　股関節から膝　足首　足の裏　までの　一連の動きを　おぼえさせることによる　しなやかな歩行　を　実現させます。　この二つの　習慣を身につけることにより　負担の蓄積は　減少していきます。

そうならないようにするための　動きは　物を持ち上げるときや　しゃがむとき　物を　拾う時は　片足を　後ろにひいて　前後に　足を　開いて　ほしいということです。　つまり　片膝をつく動作です。　女性のかたは　スカートの時は　出来ませんが　この動きをすることにより　支点　を　一か所　に　固定することなく　前後にひらいた　足の間に　発生するため　線で　負担を　やわらげる　ことが　出来ます。　武道の動き　茶道の動作　日本舞踊　などでは　よく見られますよね。　むかしの　日本人は　経験的に　知っていたんでしょうね。　また　諸動作も　きれいに　みえますから　一石二鳥　ですね。

生活様式が　西洋化　された　今日では　しゃがむ　正座する　ということが　少なくなりましたが　昭和のころまでは　立ったり　座ったり　することが　日常茶飯事でした。　だから　日本人は　足腰がつよかったのかもしれません。

寝るときは　ベッド、　食事するときは　椅子とテーブル、　トイレは　洋式　と　膝を　曲げる　機会が少なくなったような気がします。

ちょっとしたことに　気を付けると　ぎっくり　しなくなりますよ～。

あらた接骨院はみなさまの健康と笑顔を応援いたします！