あんまり嫌わないで～脂肪のはなし。

近年　日本をはじめ　先進国では　肥満化　が大問題になり　それがひきおこす　動脈硬化　や　糖尿病　心筋梗塞　脳梗塞など　問題視されています。

年々ひきあがる　医療費　削減として　治療学から予防医療に移り変わり　運動の推奨をすすめています。

 

かなり　固い文になりましたが　今現在は　そんなところですよね。　ただ、異常に太ることを恐れて　炭水化物を摂らない、野菜しか食べない　ごく少量しか食べずに　筋トレ　や　ハードなスポーツをされている方ををたまにみかけます。

われわれ日本人の習性なのか　ひとつのことが　いい　となると　そればかり　行ったり　食べ続けたりします。みのもんた現象などといわれ　納豆や　キムチが売り切れたりしたことがありましたよね（笑）。

 

ダイエットで一番嫌われ　抹消させられてしまう　脂肪　は　じつは　なくてはならないものなのです。

 

もともと脂肪は　脳や筋肉などの各器官でつかわれる　グルコース（ブドウ糖）からできており　からだが使う以上に栄養を摂取すると　貯蓄する形に変化させたものが　脂肪　なのです。この脂肪のおかげで　人は氷河期を生き残り　現在地上でいきています。

 

また　脂肪は熱を通しにくく　保温効果があり　大事な内臓や神経を冷やさないようにもしています。柔軟性もあり　緩衝材としても働きます。熊の皮下脂肪は　弾丸も脂肪で受け止め筋肉層でとめるといわれています。

また、風邪などの病気に罹ったさいは　脂肪細胞を分解して　ウィルスに対抗するエネルギーとなったり　と　活躍します。

 

脂肪から出る　ホルモンが　肥満を防いだりしてくれるということもわかってきています。　そんないろいろと働いてくれる脂肪細胞ですが　増えすぎてしまうと　悪さをしはじめます。

 

脂肪と上手にお付き合いする方法は　付けすぎず　付かなさすぎない　中途半端　な関係　が　健康的です。

 

ＢＭＩ値でいうと　25　くらいがいいそうです。

 

全世界で統計をとったドクターが　25くらいの方が　長生きしているのだということです。

 

もちろん　年齢とか　環境とか　も関係はあるのでしょうけどね。

 

あらた接骨院はみなさまの健康と笑顔を応援します！