飾りじゃないのよ足の指は　ほっほ～足の裏感覚のはなし

昨日の夜から急に冷え込みましたね～。スギ花粉がやっと落ち着いたとおもったら　この冷え込みです・・。体調崩さないようご自愛ください。

 

さて　最近は　転倒防止　や　ダイエット効果を期待され　下半身の筋肉を鍛えることに焦点があってきましたね。　年齢があがってくると　たしかに　下半身の筋肉の衰えが目立つようになり　行動範囲がせばまり　人と会う機会が少なくなる傾向がおおいといわれています。その結果　認知症の発症　や　転倒など起こしやすくなります。

 

このことは　なにも　年齢が上の方だけでは　なく　若い人にも　当てはまります。

 

車移動　電車通勤　自転車通勤　など　車輪に頼り切った　現代社会は　あまり　自分の足で歩く機会がないようなきがします。　普段から　歩ていないと　体が　効率的に歩く歩き方を忘れてしまい　筋肉も落ちてしまいます。

「私はジムで　筋トレしているから　大丈夫です。」と考えているかた、　スクワット　や　機械で動かす筋肉は　それにあった筋肉がつくため　歩く　動作に合った筋肉ではないのです。　そのため　歩く　という動作に　再加工　する必要がでてきます。

また　太もも　や　ふくらはぎ　の筋肉を鍛えても　歩くときに　重要になる　バランス能力　は　耳の三半規管　や　小脳の働き　とならぶ　深部感覚（筋肉がどれくらい伸びたり収縮しているのか把握するもの）が必要になります。

 

この深部感覚は　さきにあげた　ふともも　や　ふくらはぎ　の筋肉でも感じていますが　足の裏の　感覚　とも　連動しており　足のどの部分に圧が加わっているか判別する　足の裏の圧受容器　が脳に伝達することにより　絶えず　姿勢を保つ働き　をしています。

とくに　感受性がつよいのが　足の親指　で　体の傾きを把握しています。　ボルダリング　を　行う際　足の親指の付け根　あたりに　体重を　のせるのは　このためです。　足の裏　全体で　立つと　反応がわるくなったり　体重移動がしずらくなったりするため　踵のほうには　あまり体重を　載せません。

整形外科学　では　足の指の骨折は　親指　いがいは　あまり　重視されておらず　腫れ　や　出血　などの　手当は　おこないますが　極度な　転移がないかぎり　あまり固定したりしません。

 

これは　なぜか？　足の親指以外　は　歩くのにあまり　影響がでないと　いう考えからの処置になります。

 

実際に　足の指を意識して　歩いている　人が何人いるでしょうか。　　靴が　発達したことにより　足の裏の筋肉をつかわなくても　なんとなく歩けるようになったからでしょう。

 

反対に　意識して歩くようになれば　バランス感覚に優れた　歩行が実現されます。　５本ゆび　靴下　や　５本ゆびランニングシューズ　が出来たのは　まさにこのためです。

 

足の指は　飾りじゃ　ありません！　フルに　スペックを使うことによってひとつひとつの動作に　切れや　安定性　力強さ　が　アップします。

 

足のゆび　きょうから　意識してみませんか。

 

あらた接骨院はみなさまの健康と笑顔を応援いたします！