深夜、朝方に足がつってしまうこと、ありませんか？

各地で「初雪」のしらせが届き始めて東京も寒くなってきましたね～。

　寒くなると頭に浮かぶのは昔ながらの「こたつにミカンの山」のせっとです（笑）。

　最近はエアコンの発達により、あまり目にしなくなりましたが、テレビを見ながらコタツに入りミカンを食べることがこの上もなく幸せでした。

　なぜ、あんなに好きだったのか今になって考えてみると昔の家は隙間だらけで隙まっ風が吹きまくっていたため、換気はよかったのですがその分寒気が足元にあり、足元が絶えず冷えていたからだと思います。

　冬になると必ずハイソックスを履いていたような気がします。

　つまり、それほど床や畳付近が冷え込んでいたのでふくらはぎが冷やされ、血管が収縮し、熱拡散により体温を奪われていたのです。

　さらに、ベットではなく、布団で寝ていたため床の「冷え」の影響を全身で受けてしまい、ただでさえ、睡眠中は基礎代謝が下がっているのに冷にさらされ、足の血行が著しく悪くなった結果、筋肉が熱を作ろうと反射的に動いた結果が「足がつる」という現象を引き起こします。

　ほかにも、睡眠中の水分不足や前日にハードな運動をして体の中のカリュウムイオンが不足してなどあります。

　現在は室内温度も適温に保たれているのにどうして？

とおもわれるとおもいますが、エアコンをつけっぱなしにすれば室内は乾燥しますし、タイマーをつければ、明け方の冷え込みで室内は一気に冷え込みます。

　深夜に足がつるのは最近の入浴スタイルが浴槽に浸からなくなり、体を深部まで温めないため（シャワー入浴が多い）肌についた水分が蒸発して熱を奪い、体が冷えるためともおもいます。

体が冷やされると一番心臓から遠い部位、「足」がつり易くなるのは必然です。

　　これからの時期、体を冷やさないよう、大血管の周りや外気に近い血管を守りましょう！

　　首周りや脇の下、股の付け根や膝の裏などカイロなどで温めてあげるとあたたまりますよ～。

低温火傷にはご用心！！

院長

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