「言霊」について

今日から　長い人は　10日連休ですね。

 

あいにく　初日は　パッとしない天気ですが　後半は　徐々に尻上がりに良くなるようですね。

あらた接骨院は　本日も　元気に　受付　しております。

 

今回は　日付通りに　お休みすると　とんでもない　連休になるので　あらた接骨院は　ふしぎな　お休みになっております。

ホームページで確認されるか　お電話で　事前に　確認されると　助かります。

 

 

昨日　ニュースを見ていると　為替ルートが　150円を超えた　と　騒いでいました。

 

150円というと　私が　社会人になって3～4年経ったころの　ルートだと　おもいます。固定相場のときは　360円と決まっており、変動相場になってから　牛肉オレンジ問題　経済摩擦　大型間接税　などの　単語が　とびかっていた気がします。

 

そんな　私からみて　150円超えた？と言われたとき　ふと　日本の経済は　お辞儀をしはじめたのだなぁと改めて実感しました。

高度経済成長を終え、忘れられた40年間　を経て　今まで猛烈に働いていた日本人が　現在は　週休3日がいいという時代に突入しています。

昭和世代の私には　「えっ？若い時からそんなんでどうするの？」と考えてしましますが　今は　効率的に　仕事を進め　無駄を省き　時間を有効活用するのだそうです。

 

コスパ　タイパ　などの言葉が　流行るように　効率的に事を進めるように　どの分野も　ＡＩ　や　ロッボット　高速交通手段などを駆使した結果　人の働く場所が　どんどん狭くなる一方で　なんだか生きづらい世の中にむかっているような気がします。

 

学生時代に　理系の友人から聞いたのですが　現在の記録装置のほとんどが　磁気を利用しており　この保管期間は　なん百年　何千年ももたないそうです。

メソポタミア文明　や　エジプト文明など紀元前3000年～4000年も　石板　や　粘土板　に　彫って　当時の　考え方　風土　などをのこしているのに　現在の記録媒体は　たかだか数十年で　磁気が劣化し　残らない文明なのです。

 

そんなことを考えていると　兼好法師の　　方丈記の冒頭のを思い出してなりません。

 

「かくのごとし」かと。

まさに　バブルがはじけたわけですし。

 

日本の建物は　木造建築なので　なかなか後世　に　残りずらいですが　むかしから　「ことだま」という考え方が　あり　言葉一つ一つに命が　宿り　力を　成す　という考え方です。

 

言葉の力　を　大事に　し　人から人へ　伝えてきたのが　口伝　と　いう方法で　この口伝を　もっと確かに　正確に残したいと　発達したのが　「本」　なわけですから　元をたどると　人との距離が　近かったから　集落　村　町　国　と　変化しわけです。

 

現在の　文明の利器　に　頼って　仕事　遊び　付き合い　などが　稀有に　なった世の中を　ちょっと見直したいな　と思う

誕生日でした。