寝違えは首だけの問題ですか？

９月にはいってから初めての花金ですね～（はなきんってこの字であっているのかな・・）。
ここのところ、あらた接骨院に来られる患者さんに　寝違え　の方が　多くなってきたので　お話しします。

そもそも　寝違え　ってなに？　っておもわれるかたも多いとおもいます。

　寝違えは　受傷名ではなく　いわゆる　通り名　で　先生によって受傷名が微妙にかわります。
代表的なのが　頸椎捻挫　ほかにも　頚椎症、頸部挫傷　などあります。

また、部位（けがした場所）によっては患者さん本人が訴えている部位と実際痛めている部位が違う場合もあります。

たとえば、寝違いだから　首　周囲の筋肉や靭帯を診がちですが　背中の筋肉、場合によっては肩周囲の筋肉や靭帯を痛めることもあります。
　これは受傷機転（けがをした顛末）を考えれば　受傷する可能性は高いです。

寝違えの受傷機転は　布団やベッドでねむっていてねがえりをうったさい首もしくは体が残されねじれた状態になり受傷するというものです。

受傷要因は様々ですが　やわらかい布団やマットレスによる　ねがえりの　妨害、まくらの高さが高すぎたり、低すぎたりすることによること。
がおおいようです。
伝聞調になってしまったのは　私自身も寝違えは何度かなったことがありますが、なった瞬間は寝ているので　ほんんとうのところは　よくわかりません（笑）。

ただ、いつも気を付けているのは　寝違えは急性損傷であるのですが　ものすごい　肩こりの方も　また　首が　まわらない状態になります。肩こりは慢性損傷なので炎症をおこしているわけでもなく、冷やしてもかえって悪化するだけで誤った処置になります。

　むち打ち損傷や寝違えは急性損傷のため　急性期は患部をアイシングし、テーピングや微弱電流での治療を主体とするものになります。
誤って温めて、マッサージ療法などしようものなら熱感が激しくなり、腫脹（はれ）がまし、可動域（首の動き）が減少することまちがいないでしょう。

肩こりや背中の筋肉がこわばったものは　温熱療法で患部をあたため、マッサージ療法やストレッチを駆使して　ゆるゆる　にしていきます。

この判別をまちがえると　回復がおくれるのでたいへんです。

どちらか　わからない方は　ぜひ　ご相談くださいね。

あらた接骨院は　急性疾患は　保険で　慢性てきな肩こり、腰痛などは　自由診療で対応いただいております。

院長