肩甲骨は健康のコツ～肩こり解消のはなし。

最近メディアでよく話題になっているのが　肩甲骨の可動域を上げることにより　肩こり解消　ということがあります。　「肩に翼を生やしましょう！」　「肩甲骨を「解放して肩こりをなくそう～」などと　巷にはいろいろなキャッチフレーズが　とびかっています。

 

なぜ　これほどまでに　注目されているのか？　気になりますよね（笑）。　肩甲骨は　鎖骨としか　骨的に　つながっておらず　あとは　ぶらんぶらんと　浮いた　骨　になります。鎖骨と肩甲骨は肩甲骨の肩峰という部位で鎖骨外端でつながっているだけで　あとは　軟部組織（筋肉　靭帯）で固定されているのです。

 

そのため　股関節よりは　関節可動域が広く　関節の動きも　屈曲　伸展　外転　内転　外旋　内旋　と　6つの動きを実現させています。

 

ただ、動きが広いということは　固定が弱い　ということで　安定性が低いことになります。肩関節の脱臼　は　よく耳にしますが　股関節脱臼　という言葉は　あまり　ききませんよね～。

 

そのため　靭帯　や　筋肉に　関節が外れないように　安定させておく役割が　おおきくまかされます。　その結果　肩甲骨に付着する筋肉にかなり負担がかかります。　肩甲骨のインナーマッスルである　棘上筋　棘下筋　肩甲下筋　小円筋　は　いつも肩甲骨が　定位置　に　いられるように　絶えず収縮しています。

 

また　肩甲骨が　外側にいかないように内転方向に引っ張ている菱形筋　や　力こぶを作ることで有名な　上腕二頭筋は　短頭　と　長頭に　わかれ　肩甲骨の上結節に付着し　その対抗筋である上腕三頭筋は肩甲骨の下結節につくなどと　とにかく　筋肉がよく着く　ほね　なのです。

 

つまり　この浮いた　骨は　いろいろな筋肉に　耐えず　引っ張られています。　ここまでいえば　察しのよい方は　気づかれましたよね～。

 

この肩甲骨という　骨が　強く一方向　あるいは　二　三　方向に　ひっぱられて　所定の場所より持っていかれた状態が　筋バランスの崩れ　であり　それが　一時的ではなく　固定されてきた状態が　肩こり　を引き起こします。　これは　さらに　連鎖して　腰　や　脚　腕　など　全身症状に発展することもあります。

 

ですから　未然に　この状態を防ぐことが　大事になります。　その防ぐ手立てが　「肩甲骨を動かす」　ということになります。

 

ただ、このほね　なかなか上手く動かすのに　コツ　がいります。手や　脚　を　動かすようにはいかないのです。

 

あらた接骨院では　凝り固まった肩甲骨まわりの　筋肉を　ほぐす　ことにより　柔軟性を回復し　肩甲骨の関節可動域を　拡げるお手伝いをさせていただいています。

 

その後の　メンテナンス方法なども　合わせて　お話ししています。

 

猫背のかた　手にしびれがあるかた　背中がかたまって　甲羅をかついでいるようなかた　など　お困りでしたら　ぜひ　相談してくださいね。

 

あらた接骨院はみなさまの　健康と笑顔を応援します！