年齢によっての「骨」とのお付き合い。

　今日もさむいですね。

予報ではあしたまでは冷え込むようです。ところによっては雪もちらほらなどといわれていました。

　　寒いとついつい外出したくなくなりますよね～。

とくに、風が強い日は体表面積をなるべく少なくして風に当たる面を少なくしたくなる気持ちです（笑）。

　　こんな寒い日でも我々の体温が一定なのは筋肉や内臓が動く時に発する熱のおかげなのです。

　　筋肉、骨格筋は収縮と弛緩（伸び縮み）を繰り返して作り出しています。

　この動きのにもカルシウムは使われます。

一定量のカルシウムが血液のなかに溶け込んでいて、体の各所で利用されています。

　　この血液中のカルシウムが不足してくると長幹骨に貯蔵されているカルシウムを引き出し、利用します。

　お金に例えると銀行からお金をATMで下ろすのに似ています。

　ただ、貯金は年齢を経てくると　ほとんど出来なくなってきます。

　　骨粗鬆症のかたにカルシウムを処方されているのは骨を強くしているのではなく、これ以上預金を崩させないために仕送りしている状態なのです。

　貯金の出来る年齢は１８歳～２０歳くらいといわれています。

　　ですから過剰にカルシウムを摂り過ぎると血中カルシウムが増えてしまい、どろどろになり、梗塞の原因になったり、胆石や筋肉に影響がでたりします。

　カルシウムの摂取はお医者さんの処方のもと正しく摂ってくださいね。

院長

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